2010年11月4日

ハロウィン

ハロウィンが過ぎましたね。

ハロウィンについては、その起源や発展過程において何が起こったかなどについては、タロットと同じく、「確証」はどこにも、何も、ないかも知れない。言葉の正確な意味での「確証」はね。しかし、そんなことを言えば、人間の世界なんて、「確証」のあるものの方が圧倒的に少ないんだよ。私はそう思うな。
しかしそこを、私達は少し「鼻」を利かせながら進まなければならない。
  1. ハロウィンがドルイド教と無縁でないことぐらいは、Wikipedia からでさえ分かる。(Wikipedia 「ハロウィン」
  1. ドルイド教が物騒な宗教(と呼びたくないが)であることは、たとえば次の記事で分かる。滅びの丘の阿呆 「ハロウィンによせて」(の後半)
  1. オカルト組織が次のようにハロウィンを祝っている。
これは以前も紹介したが(「シグナル」)、米国聖公会のニューヨークのカテドラル、しかし表向きはキリスト教会でも実のところ「理解の寺院」というオカルト組織の本部であるところの、そして明確にフリーメーソン建造によるところの(参照)「聖ヨハネ大聖堂」でのハロウィン祭だ。以前紹介したのは2008年のものだったが、これは翌年のもの。毎年恒例となっているらしい。今年もやったのだろう。
  1. マリリン・マンソンはハロウィンが好きらしい。
(マリリン・マンソンは)1993年に公開され、2007年に3D化された『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の音楽に使われているダニー・エルフマンの『ディス・イズ・ハロウィーン』をカバーしており、それは2008年発売のカバーアルバム『ナイトメア・リヴィズィテッド』に収録されている。(Wikipedia 「マリリン・マンソン」
ここに貼る気にはなれないけれど、聴くならどうぞ。Youtube オエッ

これだけで十分だろう!
判断が早過ぎるかい。私はそうは思わないな。
奴らはハロウィンが好きなのさ。
ハロウィンというものが何なのかは、これによって推して知るべしだよ。
ハッキリしてるじゃないか。

日本人でハロウィンの日に何かそれらしいこと?をやってる人というのはどれくらい居るのだろう。カボチャの置物を置いてパーティをするくらいじゃ特に霊的な悪影響も受けないんじゃないかと思うけれど、それにしても、少しは以上のようなことにも気づいた方がいいのではないか。


蛇足

ちなみに、私は札幌に来てから、夏になると子供たちが各戸をまわり、戸口で「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー」とお菓子を要求しながら歌う奇妙な風習に出会った。「かっちゃくぞー」とは随分怪しからん可愛くないことを言うものだと思っていたが、私は今 Wikipedia を見たのだが、そこにはこうある -------

「ローソクもらい」は、子供たちが浴衣を着て提灯を持ち、夕暮れ時から夜にかけて近所の家々を回って歌を歌い、ローソクやお菓子を貰いあるくハロウィンに似た習わしである。函館では7月7日、その他の多くの地域では8月7日におこなわれ、七夕から盆にかけておこなわれる地域もある。現在も北海道各地でおこなわれているこの「ローソクもらい」は、古くから拓かれた函館や江差などの道南地方や、札幌など家々の密集する地域でとくに顕著にみられる。

函館、札幌と聞いて、私は、これはやはり残念ながらキリスト教と共に(宣教師家族と共に?)、イノセントな西洋人がイノセントな日本人の中に持ち込んだものと思う。日本文化が子供に「お菓子をくれなきゃ、かっちゃくぞー」などという、暴力的な、傲慢なことを言わせると思うか?