2010年11月1日

タロット

鬼束のことに戻るが・・・

1. infection
(…)ちなみに、レコーディング・プロモーションビデオともにロンドンで収録が行われたが、アルバム『インソムニア』のインタビューの際、「以前有名なタロット占い師に『絶対次回作は海外でレコーディングやPV撮影を行いなさい』と言われた」とのことで、このことも考慮したのであろうと思われる。(Wikipedia)

鬼束を鑑定したタロット占い師は「弦(げん)エニシ」という人ではないか。
Enny's オフィシャルブログ  Enny's Official Web Site

何故なら、この人のプロフィールに次のようにあるから。
★TV朝日 「M-Road」 で鬼束ちひろ氏を鑑定。(プロフィール

そしてこの人は、実際「有名」である。著作も多数ある(amazon)。

よく当たるらしい。しかし「よく当たる」ということは、霊とつながっている証拠であろう。

まあ、タロット占い師も沢山いるから、この人が鬼束にそう言った当人であるかどうかは、定かではないけれども。


しかしとにかく、タロットには近づくべきではない。手を出すべきではない。

理由は、キリスト教の立場からは簡単である。

あなたのところでは、自分のむすこかむすめかを火で通すもの、占い、まじない、鳥占い、魔法をおこなうもの、逆魔法(さかまほう)をかけるもの、幽霊、先祖の霊を呼ぶもの、死霊にうかがいをたてるものがあってはいけない。なぜなら、これらのおこないをするものはみな、主から憎まれるからである。
第二法の書(申命記)18:10-12 

けれども、キリスト教徒でない人々にとっては、こういうのは単に「数多くある宗教のうちの一つであるキリスト教が言っていること」でしかないだろう。だから、私としては、「タロットの危険性」について一般の人達に注意喚起する、もう少し「実証的」なものはないかな、と思ってしまう。(本当は、キリスト教徒としては必要ないことだけれど。そして人々にとっても、本当は「神」や「真理」の探究が最優先であって、これでは順序が逆だけれど。)

私は、自分としては全くと言っていいほどそれに関心がなく、必然的に詳しくない。けれど、タロットがその起源において、あるいはその発展過程において、カバラ、グノーシス主義、オカルトなどと密接な関係があるというのは、ほぼ、いや全く確実なことだろう。なにせ、Wikipedia にさえ、「黄金の夜明け団」とか「アレイスター・クロウリー」とかいった語が出て来るくらいなのだから。私としては「もうこれだけで十分だろう」と思う。それから飛び退くために、それから飛び離れるために。それはオカルト的世界である。単なる遊戯では済まない。

もうこれだけで「実証」の名に値するんじゃないか?

不足かな。。

「タロットの危険性」について日本語で書かれた情報は少ない。ほとんど皆無と言っていいくらいだ。その少ない中から幾つか挙げておこう。

彼らは発見するであろう。カバラが近現代の魔術、占星術、数霊術、タロットカード、黒魔術、両性具有、そして多くのニューエージ運動の基礎であると。 それは善と悪は一つであり、また黒は白であり、逆もまた真であると教えるイルミニズムの基礎である。

タロットは、フリーメーソンの魔術そのものであり、神秘の魔力が込められている

AllAboutTheOccult.org というのもある。どういうキリスト教組織なのか、私は知らない。あくまで参考のために。「タロットカード占い(日本語)


しかし、鬼束ちひろという人は、どうも、もともと、そもそもの初めから、このような一種幻想的?な世界と縁のある人なのではないか。
  1. Wikipedia の記述からすると、鬼束がそのタロット占い師からアドバイスを受けたのは、「インソムニア」をリリースした直後のことだろう。
  2. 私はネットのどこかで、「鬼束はジュエルやトーリ・エイモスを聴いて『自分もシンガー・ソングライターになりたい』との決心を固めた」と読んだことがある。これが本当なら、彼女とトーリとの付き合いは意外と古いわけである。
  3. NHK の「トップランナー」で鬼束は、自分は生徒の頃ノートの端に一角獣(ユニコーン)を描いたりする少女だった、と言っている。
けれど、何度も言いますが、ちーちゃん、ユニコーンぐらいならいいけれど、タロットとかトーリ・エイモスとかいうのは危険です。否、「危険」なのではなくて、はっきりとした、非常なる「害」のあるものです。神様によって造られたあなたの貴重な「霊魂」にとって。


カレイドスコープさんが或る霊能的な人の言葉を紹介している。その人はキリスト者ではないので、その言葉をここで紹介すれば、私はキリスト者仲間から非難されるだろう。しかし、私はその人の言葉の中のただ数行のみに、前後とは関係のないただ一枚の葉っぱ(言葉の)のみに、共感するのである。

ですので、私はこのブログで、オカルトには一切興味を持ってはいけません、タロットカード占いや、コックリさんなど、とんでもなく危険なのです、と書いているのはそういう理由からです。
ちょっとのきっかけがあれば、簡単に憑依されます。芸術的な才能のある感受性の強い人ほど憑依されますこれが、うつ病のひとつの原因です。(参照

もう一度言うが、私はこの人の言っている他のこと、「幽界」という語などを含む他の箇所まで支持しているわけではない(それどころか、実は読んでさえいない。ただ「タロット 危険」とかいう語で検索して、この箇所がヒットしただけである)。ただ、上で下線を引いた部分が、私が常々「そうではないか」と思っていることと、まさにピッタリだったのである。もともと「歌を歌いたい」などという人間は、それだけでかなり「スピリチュアル」なものである。そういう体質である。即物的な人間は歌など歌わない。


タロット占いをやっている人の中で、上の文章を読んでも「え? うつ病? 私は全然そんなことはないんですけど。むしろタロットから元気をもらってます」などと思う人も、そりゃ、たくさん居るだろう。そのへんの仔細については、私には分からない。悪魔・悪霊に訊いてみるほかはない。
また、私は U2 のボノやトーリ・エイモスのことをサタニストだと言ったが、彼らにしても、見たところピンピンしている。このへんの仔細についても、私には分からない。

ただ、言えるのは、
  1. 悪魔と本式に「契約」した者は当然元気だろう。悪魔はその者に適当に利益を運ぶ。
  2. タロットなどの悪魔・悪霊の道具が、もしそれに関わった人間の全てを直ちに具合悪くするならば、それはかえって悪魔・悪霊たちにとっても不都合だろう。何故なら、それでは直ぐに怪しまれ、露見するから。
ということである。

人に幸せを運ぶという「白魔術」にしても同じだろう。えぇと・・・今、典拠を示すことはできないけれども・・・悪魔はどこかで(エクソシズムの場で)言っていた -------「白魔術も同じことだ。のちのち、きっちりと借りを返してもらう。俺達の仲間になってもらうということだ」と。



ちーちゃん、あなたのことを色々いじって御免なさい。けれど、とにかく「スピリチュアル」なことには気をつけてね。手を出してないならいいけど、もし関わっていたら、すぐにやめて下さい。