番場秀一氏
初めにチェックすべきだったが(ドジ)、infection PV の制作ディレクターは番場秀一(ばんば しゅういち)という映像作家だそうだ。
(Wikipedia - PRINCESS BELIEVER)(Wikipedia - 番場秀一)
infection PV の立案者、構想者は、どうもこの人のような気がする。
この人の手がけた PV に椎名林檎の「ギブス」というのがあるのだが・・・
ご覧のように、キリスト教やオカルトからモチーフを採っていることや、映像の作り方(全体的にダークな中に時々フラッシュのように明るいコマを挿入することで動きを与える)などが、infection PV ととてもよく似ているのだ。
歌詞の内容に拘束されずに物語風のものを作っていることも。
黒い水面に何かが落ちて波紋を立てるところなども。
制作年も近い。ギブス、2000年。infection、2001年。
けれど、もしこの推測通りこの人が構想者なら、この割と明るそうな様子からして、どうもサタニストではなさそうだ。。(^^;ゞ
まあ、こんな映像にも関わっているようだが。(unkie「blink」)
左上の目。曲名が「blink(まばたき)」だから、まぁそんなに不自然ではないとも言える。けれど、そう思っている矢先にピラミッドを思わせる三角形が出て来るのだから、どうしてもフリーメイソンを連想してしまう。
それから、右下の絵では骸骨が貴婦人にすり寄っている。ご存知、中世ヨーロッパ美術「死の舞踏」シリーズ(?)からのものだろう。もちろんキリスト教文化だ。
カリス、血の涙、磔刑像、ミトラ(司教冠)、死の舞踏。
オカルト入会儀式の目隠し、バフォメット、all seeing eye、ピラミッド、フリーメイソン。
これらが番場氏の「材料箱」の中に入っているものなのかも知れない。
まあ、日本人がほんまもんのサタニストだったりフリーメイソンだったりすることはほとんど無いと言っていいのだろうけれど。
結局、PV 関係の映像作家なるもの、いろんなものをネタに遊んでいるだけか。
まあ・・・所詮エンターテインメントだから。
私も超くだらない記事を書いて遊んでいるが・・・(時間を使ってね)
けれど、これで「infection PV は悪いものである、霊的に良くないものである」という線は、おそらく消えたんだろうと思う。
でも、人間的には?
私は、決していいものではないと思う。
基本的に神(神仏)に敬意を持っている人なら、ああいうものは作らない、作れないと思うから。
真面目に言っちゃうとね。