2010年9月15日

例外的

鬼束さんの生歌を聴きに5回も行ったことは、私にとって、非常に、非常に例外的なことでした。私はそれなりに音楽が好きな人間でしたが、しかし、コンサート、ライブ、そのテのものには「行きたい」と思う人間ではありませんでしたから。

レコードやCDから聞こえてくる音だけで十分だったのです。
そればかりでなく、私にとってはそれが「最上」だったのです。
何故なら、それらにおいては「音」がよく整備されているから。

とにかく、非常に例外的なことでした。

あの頃に書いた私のつぶやきがありますので、ご紹介しましょうw

鬼束ちひろ。
瑞々しい神秘のいのち。
光の海。

時に暗くても、重くても、痛くても、
彼女の歌にはいつも瑞々しい、光り輝く、
神秘な生命感がある。
透明な生命の海。
私はそれが好きなんだ。

説明不要。分析不要。
ただその海に浸るのみ。
私には何もできない。

彼女は何を見ているのだろう?
その視界の先に広がる光景は、いったい・・。

(2002年10月7日)

何だか恥ずかしいですがw

でも、今も、基本、全く同じように感じています。