2010年9月17日

Beautiful Fighter

次に危惧を感じたのは、Beautiful Fighter です。
特に、その PV を見た時です。(Youtube

ちーちゃん自身は、「こんな曲も作れるということで、まあ、それなりに器用ってことでw」みたいなことを何処かで言っていたと思うけど、その通り、なかなかのもの、かっこいいロックですよね。
それは認めます。
けれどそれは、あくまで「楽曲としては」です。

あ、前回、「私にとって鬼束は楽曲です」と言ったんでしたっけ。
しかしこれは言葉の問題です。言い直します。
つまり、楽曲の「表面的」なクオリティにおいては、ということです。
そこにおいては、確かに Beautiful Fighter は「いかしたロック」でした。

しかし「世界観」。それが虚無的で、頽廃的でした。
(まあ、PVの内容と相俟ってですね。PVの影響は大きいです。)
彼女の楽曲の持つ世界観は、どれも多かれ少なかれ虚無的ですが、しかしここに来て、それに「頽廃的」が加わりました。

私はそう感じ、また一つ心配になりました。

「彼女はどこか自棄(やけ)になっているのではないか」と。

ちーちゃん、その通りですか?