2012年9月18日

大阪梅田教会はフリーメイソンのモニュメントである  13

13.フリーメイソンもノアの方舟が嫌いではない (2)
さて、そして、ここで注意を引かせてもらいたい。
この絵をもう一度見て頂きたい。
私はこの絵を見て、何だか大阪梅田教会(サクラファミリア)のことが一層分かったような気がするのである。(あなたも既に気づいているかも知れない)
つまり、こうである。
もしこの絵の上部に「サクラファミリア(大阪梅田教会)」と印字して、大阪梅田教会のカードとして配布しても、そんなに不自然ではないであろう!
サクラファミリア(大阪梅田教会)
1.建物全体が「ノアの方舟」である。
2.その「ノアの方舟」に「目と三角」が乗っている。
3.その「目と三角」は「中心的な場所(祭壇/玉座)」にある。
別に上の絵でなくても構わない。こちらの絵を採用したとしても、事態はほとんど変わらない。
サクラファミリア(大阪梅田教会)
サクラファミリアの関係者の人達も、憤慨したり傷心したりする前に、少し省察して頂きたい。
これらの絵とサクラファミリアは、その構成において、その構図において、ほとんど全く同じなのである。
誰もこれを否定できない。
これは単なる偶然か?
もちろん私は、サクラファミリアをデザインした人が上のこれらの旗を作ったフリーメイソンの特定のグループ、すなわち Royal Ark Mariners というグループ(ある種の位階らしいが)のメンバーであったとか、そのグループと何らかの直接的な関係を持っていたとか、そこまでのことを言うつもりはない。
しかし、サクラファミリアとそのグループの旗がここまで似ているのだから、両方の作者が同じ心性の内に住む者と思わざるを得ない。
では、その「心性」とは何か?
事ここに至って、難しく考えるのはやめよう。
「フリーメイソン」である。
そして、私達にはもう一つ気づかねばならない事がある。
それは、上のこれらの絵は彼らの「トレーシング・ボード」であるだろうということである。
前回書いた通り、彼らはこれらの絵を紹介するページにおいて「Tracing Board」という言葉を6回出している。だから、彼らが上の二枚の絵に「トレーシング・ボード」という言葉を直接付していなかったとしても、少なくともこれらがトレーシング・ボードに「準ずる」ものであるということは、私にはまったく確かなことのように思われる。
つまり、どういうことになるかと云うと...
どうやら彼らは、大阪という都市に、自分達の “秘儀” を表わす「トレーシング・ボード」になぞらえた建物を、それを下敷き(基本設計図)にした建物を、それを反映させた建物を、都合、少なくとも二つ造ったようなのである。
それは、もちろん、この「ご両人」のことである。
梅田スカイビルと大阪梅田教会
梅田スカイビル(或るビル
大阪梅田教会
というわけで、サクラファミリアにおける「ノアの方舟」はキリスト教的なものではなく、フリーメイソンのシンボルでありシグナルである公算が極めて高いことがお分かり頂けたのではないかと思う。