2012年9月18日

大阪梅田教会はフリーメイソンのモニュメントである  11

11.ノアの方舟
Noah's Ark
大阪梅田教会について、また気づいた事がある。
おそらく、重大な事だ。(と思う)
以前、この写真を見た時、私は首をひねった。
「屋上のこの黒い枠のようなものは何?」と。
一般に、ビルの屋上には、空調、電気、給水など、各種の設備があるものだろうが、サクラファミリアの場合、それらの幾つかを黒い枠のようなものが取り囲んでいるようなのである。私は、どうしてこのようなことになっているのか、その意味(必要性)が分からなくて首をひねった。
もちろん、私は建築に関しても設備に関しても素人であるし、実際にこの屋上にのぼって見たわけでもないのではあるが。
しかし、ともかく、私は屋上に見えるその箱様のものから、これを連想したのである。
そして、何とはなしの「不吉さ」を感じた。
何故ならば、他者(ひと)はどうか知らないが、私にとって「救い」を感じさせるものは「十字架」や「磔刑像」であって、「方舟」ではなく、もしこの時代に(他の時代ではなく)誰かが考古学的な意図からではなく宗教的な意図から「方舟」を表示するならば、私はそこに「救い」よりも「終末思想」のようなものを感じずにおれないからだ。ある宗教施設がその全体をもって「方舟」を象る時、私の目にはその施設が「終末」に備えて------もっと言えばそれを「待ち受けて」------いるように見える。
まあ、それはあくまで私の主観ということでよい。
しかし、私はつい先日気づいたのだが、大阪大司教区の公式サイトも次のように書いているのである。
私は、「あれま」と思った。
そして、改めてサクラファミリアを見直してみた。
建築パース
なるほど、正面の三角の断面は傾斜しているのである。上の角が前にせり出していて、全体がまさしく「船首」のような形をしている。
そして、大阪大司教区の公式サイトの文章を書いた人は「方舟」に「救い」を連想するのかも知れないから、こんなことを言うと申し訳ない気もするが、「船首」ということで私が次に連想したのはこれであった。
そして思った、
「なんでこんなに “リンク” するんだろう?」と。
(大阪梅田教会と梅田スカイビルは。)
確かに「船首」であろう。
ということは、「船首」における「目と三角」、であろう。
両方とも
比較のセットに追加しておこう。
小結論
サクラファミリアと梅田スカイビルのルミ・デッキは、
彼らの象徴を先頭に掲げて進む二艘の船である。
当然、この二艘の「船」の目的地は似たようなものだろう。